230108|Kroi Live Tour 2022「BROADCAST」@LINE CUBE SHIBUYA
会場:LINE CUBE SHIBUYA
Kroiちゃん「BROADCAST」追加公演。会場は過去最高キャパとなる「LINE CUBE SHIBUYA」。円盤化されている公演なのでさらっとレポしていこうと思います。
当日、座席に着くと前から4列目でかなり沸いた。
思ったより近いことでソワソワしていると「ロゼッタスペース」新春特別バージョンが会場内に響き渡る……と言ったら嘘かもしれない。
割と聞こえていなかった人も多かったらしい。
わたしはスピーカーとの位置関係が良かったのか、友達がいないから耳を澄ますことができただけなのかわからないが、ギリギリ内容は聞き取れた。
べべちゃんがメンバーに電話をかけて「正月何してた?」的な話をしていたと思う。(ライブレポをすぐに書かない弊害が出ている)
聞こえづらいな〜と思っていると、今度はステージ上部の小さなモニターで、「長谷部悠生のロゼッタの風に吹かれて」というお散歩番組が始まった。
聞こえるようになった代わりにモニターが小さくて見辛い〜!すると突然臨時ニュースが入る。ばーちーキャスター似合うね。
と、過去公演とは違った演出が入り、スタートからこの追加公演に特別気合が入っていることが伝わってくる。
そんな特別公演の第1曲目は東京公演と同じく「Drippin' Desert」。
衣装は全員ジャケットやシャツにネクタイとフォーマルな出立ち。珍しく怜央ちゃんの髪はオールバック。
そして、2曲目は重低音が身体中に響き渡る長めのイントロから始まる「pixel」。原曲と同じかそれ以下のテンポで腹に音を響かせる。
そのままの流れで、特徴的な掛け声からはじまる「Monster play」に繋ぐ。
続いて「a force」。
本ツアーの「a force」のアレンジが個人的にかなり好みで、原曲より60,70年代のソウルやファンクを感じさせる怜央の歌い方がおそろしくカッコ良かった。どうにかして音源化してほしい。
そしてお次は筆者推し曲「Juden」。Kroiのライブに行くのは3回目。原曲も気が狂うほど聴いたが何度聴いてもライブver.は素晴らしい。
何度でも言いたい。わたしはボンゴの音が大好きなのだ。
その後「Funky GUNSLINGER」のイントロとともに「スペシャルを用意しました」と宣言。するとMVでお馴染み“あのダンサー”がステージ上にやってきて、MVさながらのパフォーマンスを披露した。
その後MCで「俺らのライブにダンサー付くことある!?」と嬉しそうな面々が可愛らしかった。
そして、3が日は関さん以外体調を崩して寝込んでいたことや、千葉さん本番ぶっつけで新機材を導入した話など、いつも通りのゆるいMCを挟んだあとは「Balmy Life」「Mr.Foundation」を披露。
続く9曲目は音源化されていない「Flight」。
「4人でやりまーす」という声とともに怜央がはけて、インストでの演奏となった。一度はけた怜央ちゃんも後半にパーカスで参加、ソロを披露。
怜央がはけたのは予定通りだったのだろうか。音源化されていないということもありインストで聴いたのも当然初めてだったのだが、歌なしでも完成されていてかっこよかった。いつか音源化される日が訪れることを願う。
そして「Flight」の後は「侵攻」「夜明け」という最高の繋ぎを披露。
夜明けのキーボードに心地よくなっていると、かの有名なアフタヌーンティータイムが始まった。ツアーラストということで、追加公演では表参道の本物のアフタヌーンティーを用意したそう。
アフタヌーンティーは下段から食べるものだと謎の塾講師千葉が解説をしているにもかかわらず、中段を勝手に取って怒られるべべちゃんが可愛かった。
閑話休題。
MC明けは「Not Forever」から「Never Ending Story」へと続く。
いい加減あのMCの後になんでこんないい演奏ができるんだなんて驚きはないぞ。しかし「Never Ending Story」のキーボードはエモいな……。
ということで、やってまいりました「WATAGUMO」。
いつも通り演奏がスタートし、間奏に差し掛かるタイミングで、MC千葉による「WATAGUMOバトル」結果発表。
わたしは東京公演しか見ていないため、なんとなくブルーノ・悠生が勝つと思っていたのだが、益田さんの勝利。
「お前はKroiの2番目だからな」と言われ、花吹雪係と降格したべべちゃん。
え、てか怜央さんドラム叩くんですか……!?大茶番かと思っていたのに、ドラマー内田怜央が見れるんだったらこの謎のバトルの価値がぐんと上がるじゃないか!
にしてもギター不在、代理ドラム、半笑いボーカルにもかかわらず演奏はしっかりしてるのKroiちゃんだなあ笑
そんなこんなでWATAGUMOバトルに終止符が打たれ、怜央が「エンターテイナーが2人もいて嬉しいでございます」と、2人を賞賛。そのまま「Network」へ。
先ほど「いい加減あのMCの後になんでこんないい演奏ができるんだなんて驚きはない」と言いましたが、あのWATAGUMOのあとにMCも挟まずにいいぬるっと演奏できるのは流石におかしいです。
そしてラスト「HORN」「Shincha」と人気ナンバーを披露しライブが終了した。
怜央が「長く音楽をやっていきたい、長く音楽を届けていきたい」と言っていたのだが、あれだけふざけていても演奏は必ずキメる姿を見ると、本当に音楽が好きだということがわかる。
アンコール
「口頭でちゃんとお知らせしてないことがありまして……」
「結婚ですか!?」
「いや違います」
と、ゆるいMCを挟んだ後、新曲「Hard Pool」を披露。
新曲やってくれるって信じてたよ〜!!事前に公開されてた「ウーウウウー」の箇所、サビあたりだと思ってたら最後まで出てこなかった〜!!!「躍起になる」のとこが同じメロディラインだけど、この場では気づけなかったな。
そしてラストはやっぱり「Fire Brain」
ちなみにこの公演の数週間前に同じ会場で別のライブに行っていたため、なんとなく会場内の温度も同じだろうとニットを着ての参戦だったのだが、ラストの「Fire Brain」で踊り狂ってビッチャビチャになった。
「教訓:Kroiちゃんのライブは冬でも半袖にした方がいい」
セットリスト
- Drippin' Desert
- Pixie
- Monster play
- a force
- Juden
- Funky GUNSLINGER
- Balmy Life
- Mr.Foundation
- Flight
- 侵攻
- 夜明け
- Not Forever
- Never Ending Story
- WATAGUMO
- Network
- HORN
- Shincha
アンコール
- Hard Pool
- Fire Brain